温泉
日本中に数限り無くある温泉。
温泉とは本来、「地中から沸き出す温水・鉱水・水蒸気などで、25度C以上の温度、または一定の物質を含有するもの。」とされております。
温泉とは天然に湧出したものを利用した浴場のことです。 しかし、自然がもたらすものは変化することは必定で、時が経つにつれて、源泉が枯渇したり、湯量が減ったりして、湯量を確保できず、水道水などを加えたり、加熱,殺菌ろ過、循環式の温泉が9割近くもあります。
当館は雲仙温泉では唯一、敷地内に豊かな湯量の源泉を持っていますので、 100%自然の源泉による温泉です。又、「かけ流し方式」(常時新しい源泉が湯舟に供給されている)ですので、レジオネラ菌等の心配もなく衛生面でも安心です。
当館の源泉を注ぐ送水口や湯舟に卵色がかった白い結晶が付着していますが、これは湯の花といって雲仙の温泉の成分の結晶です。 そして、これは、温泉が正真正銘、沸き出す自然の源泉を使っている証拠でもあります。 ブームとしての温泉でなく、『通』のための温泉。
それがいわき旅館がめざしている温泉なのです。
当館の温泉は日本温泉協会による温泉審査で全項目満点評価をいただいております。
当館の泉質は、「酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩温泉」ちょっと長い名前ですが、その効用としては、「神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進」等などへの適応症(浴用)があります。
また、飲用効果としては、「胆石症、慢性便秘、肥満症、糖尿病、慢性胆嚢炎、痛風」などへの効果が認められています。